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事務局からのお知らせ

投稿日:2007年8月31日


日本デジタルゲーム学会 第10回月例研究会 「ゲームの定義と分類を巡って—学生会員ラウンドテーブル—」(8月31日)

開始時間 18時00分
定員数 30人

第10回月例研究会の概要が決定いたしましたので、お知らせいたします。

開催日時:2007年8月31日(金) 18:00開始 20:00終了
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 92B教室
定員:30名

タイトル:
「ゲームの定義と分類を巡って—学生会員ラウンドテーブル—」

モデレータ:
富安 晋介(日本デジタルゲーム学会学生理事)

概要:
DiGRA2007を直前に、8月月例会では昨年度に引き続き、学生会員主体でのラウンドテーブルを開催します。
テーマは、「ゲームの定義と分類」です。
ゲーム研究を行う上で避けることができない、「ゲームの定義」という問題に加え、それではゲームを定義した上で、次の学問上の問題となる「ゲームの分類」ということについて、学生会員の皆様と議論を交わしていきたいと考えています。
なお、ラウンドテーブルということで、定員数はいつもより少なくなっております。

学生会員の方からの参加を予定しておりますが、正会員の方からのご参加も受け付けております。

なお、今回の月例会では、受付の都合から新規会員の登録に関しては受け付けておりませんので、ご了承下さい。

投稿日:2007年6月29日


日本デジタルゲーム学会 年次総会(6月29日)

開始時間 20時00分

日時:2007年6月29日(金) 開始:20:00 終了:21:00(第9回月例研究会後)
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 92B教室

議案:
(1)会務・財務等の報告と計画の審議
第一号議案 2006年度活動報告
第二号議案 2007年度活動計画
第三号議案 2006年度決算
第四号議案 2007年度予算
第五号議案 2007年度役員選出

(2)その他
特別決議 DiGRA 2007の成功のために
その他

会員の方には、年次総会の出欠確認および委任状のお葉書をすでにお送りさせていただいております。
大変お手数ですが、ご参加・ご欠席についてご記入の上、6月20日(水)必着で、学会事務局にご送付いただきますよう、よろしくお願いいたします。
なお、ご欠席の際は、委任状についてのご記入もお願いいたします。


日本デジタルゲーム学会 第9回月例研究会 「ゲームニクス理論の概要と実践」(6月29日)

開始時間 17時30分
定員数 120人

第9回月例研究会の概要が決定いたしましたので、お知らせいたします。

開催日時:2007年6月29日(金) 17:30開始 19:30終了
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 92B教室
定員:120名

講師:
サイトウ・アキヒロ
(株式会社ビーマットジャパン取締役CTO/立命館大学映像学部教授)

講師プロフィール:
多摩美術大学在学中から、CMディレクターとして多数の作品を手がけ、また20年以上にわたり任天堂など多くのゲームディレクションに携わる。雑誌「ファミコン通信」の立ち上げ・編集も行うなど、活動範囲は多岐にわたる。近年はゲーム制作の基本概念となる「ゲームニクス理論」を提唱。またネットワーク時代における”感性推論型人工知能”の開発を推進中。

モデレータ:
小野 憲史
(ゲームライター)

モデレータプロフィール:
「ゲーム批評」(マイクロマガジン社)編集長を経てフリーライター。
「SlashGames」「まんたんウェブ」などで執筆。テレビゲーム業界を中心に取材・執筆中。

タイトル:
「ゲームニクス理論の概要と実践」

概要:
日本のテレビゲーム開発には2つの不文律が存在します。1つは
「誰でも、取扱説明書を読むことなく、ゲームが始められる」。もう1つは「誰でも、遊んでいるうちに、ゲームにハマってしまい、ゲームが上手くなっていく」です。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これは実用品の世界にはほとんど見られない、ゲームならではの特性です。携帯電話やDVDレコーダー、銀行ATMなどの操作と比べると、その差は一目瞭然でしょう。テレビゲームの操作性やユーザー・インターフェースに関する開発ノウハウは、圧倒的に優れているのです。

ニンテンドーDSやWiiが大ヒットを記録しているのも、単にタッチパネルやモーションデバイスという技術が新しかったからではありません。
ファミコンから続く任天堂、そして日本のゲーム開発が蓄積してきた、UIにまつわる開発技術が下支えになっていることは、言うまでもないでしょう。このことはゲーム開発者自身が、無意識のうちに理解していることだと思います。

しかし、これまでこうした開発ノウハウは、ゲーム開発者のセンスとして捉えられており、マニュアル化されることはありませんでした。そのためゲーム業界を超えて、外に広まることはありませんでした。さらに今後はゲーム開発の大規模化や急速な技術進化に伴い、ゲーム業界内での技術の伝承すら難しくなることが予測されます。

一方で近年、海外ゲームの遊び易さが向上しているのも、いわゆる「ニンテンドー・キッズ」が成長し、ゲーム開発のメインストリームとなるに従って、無意識のうちに日本のゲームに見られる操作性や、ユーザー・インターフェースの共通理解が深まっていることと、無縁ではないでしょう。

こうした現状に対して講師は、ゲーム開発者としてゲーム開発に取り組む傍ら、この開発ノウハウに対して「ゲームニクス」という名称を作り、その体系化に取り組んできました。現在は立命館大学映像学部の教授として、ゲームニクスの研究や理論化を行っています。

本公演では、まず「ゲームニクス理論」の概要についてご説明します。その上で、ゲームニクス理論を媒介とした、家電・IT・教育など、異業種とのコラボレーションについて、実例を交えながら議論を深めていきたいと思います。

なお、正会員・学生会員・賛助会員(一口あたり代表者3名まで)の方は無料となりますが、準会員・非会員の方は1,000円の参加費が必要となります。

当日、受付にて会員受付も行います。当日会員になられた方は、参加費を支払う必要はございません。
会員の受付は、正会員の方は年会費10,000円の納入、学生会員の方は年会費2,000円の納入および学生の身分を証明するものの提出(氏名が鮮明に写った学生証のコピーなど)をお願いいたします。

投稿日:2007年6月1日


日本デジタルゲーム学会 第8回月例研究会 「『Mr.SPLASH!』に見るゲーム性」(6月1日)

開始時間 18時00分
定員数 120人

第8回月例研究会の概要が決定いたしましたので、お知らせいたします。

開催日時:2007年6月1日(金) 18:00開始 20:00終了
場所::東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 92B教室
定員:120名

講師:
遠藤 雅伸氏
(株式会社モバイル&ゲームスタジオ代表取締役会長)
「プロジェクトF」
ディレクター 犬飼 博士氏
プロデューサー 小林 三旅氏
サウンドのプログラム、作曲、SE 中村 隆之氏
『Mr.SPLASH!』開発スタッフ(調整中)

タイトル:
「『Mr.SPLASH!』に見るゲーム性」

概要:
今年4月、一本のゲームソフトが製作された。実に、13年ぶりとなるファミコン最新作ソフト、『Mr.SPLASH!』である。
『TVゲームジェネレーション〜8bitの魂〜』内で製作されたこの
『Mr.SPLASH!』は、9月に国際学会を控えた我々にとって、改めて日本のゲーム、ゲーム性といったものを考える、重要な素材となるだろう。
そこで、第8回月例会では、『Mr.SPLASH!』の製作に携わった、日本で最も著名なゲームクリエイターの一人である遠藤雅伸氏と、
『Mr.SPLASH!』の開発を行った「プロジェクトF」の方々をお呼びし、「ゲーム性とは何か?」「高いゲーム性を実現する為に重要なことは何か?」といった視点からご講演を頂く。
なお、講演は、開発メンバーによる『Mr.SPLASH!』の紹介、そして遠藤氏と開発スタッフによる対談という形で進行する。

なお、正会員・学生会員・賛助会員(一口あたり代表者3名まで)の方は無料となりますが、準会員・非会員の方は1,000円の参加費が必要となります。
当日、受付にて会員受付も行います。当日会員になられた方は、参加費を支払う必要はございません。
会員の受付は、正会員の方は年会費10,000円の納入、学生会員の方は年会費2,000円の納入および学生の身分を証明するものの提出(氏名が鮮明に写った学生証のコピーなど)をお願いいたします。

投稿日:2007年4月20日


日本デジタルゲーム学会 第7回月例研究会 「セカンドライフとは 〜その可能性と問題点〜」(4月20日)

開始時間 18時00分
定員数 120人

第7回月例研究会の概要が決定いたしましたので、お知らせいたします。

日時:2007年 4月20日(金)
18:00開始 20:00終了
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 92B教室
定員:120名

講演者:
三淵 啓自氏(デジタルハリウッド大学大学院 教授)

タイトル:
「セカンドライフとは 〜その可能性と問題点〜」

講演内容:
昨年より脚光を浴びてきた仮想空間「セカンドライフ」。世界中で500万人以上の人が登録しているだけでなく、大手企業の参入なども生じている。
セカンドライフの魅力とは何なのかいままでのゲームとは,どう異なるのか。そして、光があれば必ず陰ができる。それでは、その問題点とは何か?
さらには情報空間としてのセカンドライフとセマンテックWebとの比較と、コミュニケーションインフラとしての可能性、現実空間で進められているユビキタス社会との関連など簡単なデモや,ツアーなども交えて、ご講演頂く。

なお、正会員・学生会員・賛助会員(一口あたり代表者3名まで)の方は無料となりますが、準会員・非会員の方は1,000円の参加費が必要となります。

当日、受付にて会員受付も行います。当日会員になられた方は、参加費を支払う必要はございません。
会員の受付は、正会員の方は年会費10,000円の納入、学生会員であれば年会費2,000円の納入および学生の身分を証明するものの提出(学生証のコピーなど)をお願いいたします。

投稿日:2007年3月30日


第6回月例研究会の概要が決定いたしましたので、お知らせいたし
ます。

日時:2007年 3月30日(金)
19:00開始 21:00終了
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 92B教室
(地図)http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html
定員:120名

講演者:
坂元章氏
(お茶の水女子大学 文教育学部 教授/日本デジタルゲーム学会 理事)

タイトル:
「ゲームと人との関係
−これからのゲームに対する開発者・研究者のあり方について−」
講演内容:
『XBOX360』、『PS3』、『Wii』という、いわゆるゲームの次世代機
と呼ばれる3つのゲームハードが出揃い、ゲームの表現能力は大幅に
向上しました。それは、表現能力の向上だけではなく、新たなハード
の特徴を活かした、新たな遊びの形も生んでいます。
それと同時に、ネットワークゲームの進化など、新たなゲームの形
も生まれつつあります。例えば、『Second Life』などは、今までのゲ
ームとは全く異なった遊びの形であり、社会的な注目も少なくありま
せん。
当然、これらのゲームの変化は、ゲームが人々に与える影響にも変
化をもたらしていると考えられるでしょう。そこで第7回月例会では
ゲームを含むメディアの心理的な影響研究の第一人者である坂元教授
を講演者に迎え、これまでの知見を踏まえて、ゲームが人々に与える
影響と、これからのゲームに対して開発者・研究者がどのように携わ
っていくべきかについてご講演いただく予定です。

なお、正会員・学生会員・賛助会員(一口あたり代表者3名まで)
の方は無料となりますが、準会員・非会員の方は1,000円の参加
費が必要となります。

開始時間 19時00分
定員数 60人

 

投稿日:2006年11月21日


日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)第1回公開講座「日本のゲーム業界の現状と展望」(11月21日)

開始時間 18時00分
定員数 120人

日本デジタルゲーム学会第1回公開講座の日時が決定いたしましたので、ご連絡いたします。
日時が火曜日と、変則的な日程となっておりますが、奮ってご参加頂ければ幸いです。

日本デジタルゲーム学会 第1回公開講座
テーマ:「日本のゲーム業界の現状と展望」

登壇者:
和田 洋一氏
(社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)会長
株式会社スクウェア・エニックス 代表取締役社長)
馬場 章
(日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)会長
東京大学大学院情報学環 教授)
※講演は対談形式となります

司会:
新 清士
(国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)代表)

日時:2006年11月21日(火) 18:00〜19:00

場所:東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 93B教室
(地図)http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html
定員:120名

ご参加の際には下記のフォームからお申し込みをお願いいたします。
公開講座となっておりますので、今回は参加費は無料となります。

なお、今回月例会に関しましては雑誌・メディア等の取材・記事掲載はお断りしておりますので、ご了承ください。

投稿日:2006年10月27日


日本デジタルゲーム学会 第5回月例研究会 「ゲーム世界観の作り方とその実践」(10月27日)

開始時間 18時00分
定員数 120人

第5回月例研究会の概要が決定いたしましたので、お知らせいたします。

日本デジタルゲーム学会 第5回月例研究会

日時:2006年 10月27日(金) 18:00開始
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階 93B教室

定員:120名

講演者:
芝村裕吏氏(ゲームデザイナー)

講演者プロフィール:
株式会社アルファ・システム所属中に手がけたPS用ゲームソフト
『高機動幻想ガンパレード・マーチ』(2000年)がヒット。
「無名世界観」という世界観構想を創作し、ゲームファンの間で有名になる。その後も『暴れん坊プリンセス』、『新世紀エヴァンゲリオン2』、『式神の城』、『絢爛舞踏祭』の制作に参加、TRPG『Aの魔法陣』を製作。現在は株式会社ベックに所属。

タイトル:「ゲーム世界観の作り方とその実践」

なお、正会員・学生会員・賛助会員(一口あたり代表者3名まで) の方は無料となりますが、準会員・非会員の方は1,000円の参加費が必要となります。

投稿日:2006年9月23日


日本デジタルゲーム学会 第4回月例研究会 「カーネギーメロン大学のゲーム教育と研究の最前線」(9月23日)

開始時間 18時00分
定員数 40人

第4回月例研究会の概要が決定いたしましたので、お知らせいたします。
今回は東京ゲームショウに合わせて来日なさった海外の研究者の方2名に講演をお願いしております。そのため、日程がゲームショウと重なっておりますが、奮ってのご参加をお待ちしております。
なお、通訳は逐次通訳にて行われます。
また、今回に限り、準会員・非会員の方の参加費も無料とします。

日本デジタルゲーム学会 第4回月例研究会

日時:2006年 9月23日(土) 18:00開始
場所:東京大学情報学環本館 2階教室
※休日のため、情報学環本館建物の正面玄関が閉じております。裏門からの入場となります。当日は、案内を掲示いたいます。

タイトル:
1:『the entertainment technology center and recent
student projects』
2:『video games and cross-media experiences』

講演者:
1:David Allen
2:Drew Davidson
(カーネギーメロン大学 エンタテインメントテクノロジーセンター)

通訳者:
中村 彰憲 氏(日本デジタルゲーム学会理事/立命館大学政策科学部助教授)

なお、正会員・学生会員・賛助会員(一口あたり代表者3名まで)の方は無料となりますが、準会員・非会員の方は1,000円の参加費が必要となります。準会員・非会員の方も無料となります。
当日、受付にて本会への入会のお申し込みもお受けいたします。

投稿日:2006年9月19日


有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会オンラインゲーム専門部会第10回研究会「アジアにおけるグローバルコンテンツ開発。シンガポール共和国における現地法人設立の利点−海外展開により拓かれるデジタルゲーム産業の発展と、その可能性−」

開始時間 15時00分

日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)は、9月19日(火)15:00より開催される、有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会主催「オンラインゲーム専門部会 第10回 研究会」に協力いたします。DiGRA JAPAN学生会員の方は、参加費が無料となりますのでぜひともご参加ください。

当日は、Quek Swee Kuan 氏(シンガポール共和国政府 経済開発庁 情報通信メディア局 局長)、松原 健二 氏(株式会社コーエー 執行役員)、中村 彰憲 氏(立命館大学政策科学部 助教授)をお招きし、講演とパネルディスカッションを行います。
Quek氏からは、シンガポール共和国における日本企業の現地法人設立の利点と、デジタルコンテンツ産業の現状をご講演いただき、松原氏からは株式会社コーエーが見据えるグローバル戦略と、シンガポール共和国現地法人設立の成果をご講演いただきます。また、中村氏からは東南アジアにおける国際分業の実情や国際分業により拓かれるデジタルゲーム産業の発展についてご紹介いただきます。
なお当日は、懇親会を開催します。費用は参加費に含まれます。
詳細は、こちらをご参照ください。

■主催:有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会
■共催:シンガポール共和国大使館 国際機関日本アセアンセンター
■協力:日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)
■日時:2006年9月19日(火) 15:00〜17:45[開場14:30]
(懇親会18:00〜19:00)
■会場:東京大学本郷キャンパス 理学部1号館 中央棟2F 小柴ホール
住所 −小柴ホール:〒113-8654 文京区本郷7-3-1
東京大学本郷キャンパス理学部第1号館中央棟2F Tel:03-3812-2111(代)
交通 −・地下鉄丸の内線、大江戸線 本郷三丁目駅より徒歩8分
・地下鉄千代田線 湯島駅より徒歩8分
※東大正門、赤門、龍岡門から小柴ホールまで、徒歩で数分かかりますので、お時間に余裕をもってご来場ください。

■研究会プログラム:
*講演者の都合により、変更になる可能性もございます。

●講演「シンガポールにおけるデジタルゲーム産業。現地法人設立の利点(仮題)」約50分
シンガポール共和国政府 経済開発庁 情報通信メディア局 局長 Quek Swee Kuan 氏

●講演「コーエーのグローバル戦略。シンガポール現地法人設立の狙いと成果(仮題)」約50分
株式会社コーエー 執行役員 松原 健二 氏

●パネルディスカッション 約30分
パネリスト: Quek Swee Kuan 氏、松原 健二 氏
モデレーター:オンラインゲーム専門部会 副部会長 (立命館大学政策科学部 助教授) 中村 彰憲 氏

■「オンラインゲーム専門部会」第10回研究会のねらい:
去る7月7日、BBAは「ブロードバンド時代のグローバルコンテンツ開発」と題し国際分業に関する研究会を開催した。立命館大学助教授 中村 彰憲 氏には中国、台湾、シンガポールを中心とするアジア各国のオンラインゲーム市場と政府のコンテンツ産業育成に関する講演を、また株式会社ハイファイブエンターテインメント代表取締役 CEO 澤 紫臣 氏には、日中韓での国際分業体制を確立し、 国際分業体制を成立させる秘訣と分業化のメリットについて講演いただいた。お二方の講演はオンラインゲームが今後、アジアにおける一大市場を形成することを予感させた。

今回は上記研究会の成果を踏まえ、デジタル・エンターテインメント産業の誘致に積極的な政策を展開しているシンガポール共和国政府 経済開発庁 情報通信メディア局 局長 Quek Swee Kuan 氏をお招きし、シンガポールにおけるデジタル・エンターテインメント産業に対する政策、現状、展望と、現地法人設立の利点についてご講演いただく。
日本からは2005年にシンガポール共和国に現地法人を設立した株式会社コーエーより、執行役員 松原 健二 氏をお招きし、コーエーが考えるグローバル戦略、また現地法人設立の狙いと成果についてご講演いただく。また研究会の総括として、エンターテインメント産業の国際分業を研究されている中村 彰憲 助教授をモデレーターに、Quek氏、松原氏をパネリストとしてパネルディスカッションを行う。
シンガポール共和国政府の政策と日本が誇るゲームディベロッパーの実例が、日本のゲーム開発事業者にとって今後の海外事業展開の手がかりとなることを期待し、本研究会開催のねらいとする。

■対象: オンライン、パッケージ、モバイルに関わるデジタルゲーム全般のディベロッパー、パブリッシャー。オンラインゲーム事業に新規参入を検討される個人または事業者。学術研究者ならびにオンラインゲームに関する学術研究を志す学生。その他、このテーマに関心のある方なら、どなたでも参加することができます。

■定員: 100名 ※定員に達し次第、受付を締め切らせて頂きます。

■参加費:
・DiGRA JAPAN学生会員無料(ただし、懇親会に参加する場合は3,000円。いずれも事前に参加申込が必要です。)
※DiGRA JAPAN正会員・準会員は一般価格の3,000円となります。
・BBA法人会員無料(3名様まで)
・BBA個人会員1,500円
・一般3,000円

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